ブーケを持つ姿
その由来についてはいろいろな説があります
その昔、ヨーロッパでは男性がプロポーズをする時に、
自分の手で、野の花を摘み、花束にして贈り、愛する女性に結婚を申し込んだそうです。
女子はそのプロポーズに「YES!」の意味を込めて、花束から一輪を抜き取り(ブートニア)男性の胸ポケットにそっと差し込みました。
そんなウェディングブーケはプロポーズのエピソードの象徴ともいえます。
とてもロマンティックですね。
またウェディングブーケには大切な花嫁を邪悪なものから守るとも言われます。
ウエディングブーケといえばまず白い色を思い浮かべる方も多いでしょう。
”白”という色には純潔、邪悪をはねのけるというイメージがあり、シンボルとして愛されています。
これはキリスト教が広まるゴシック時代に、花を宗教的な思想と結びつけて考えることからきているといいます。
チューリップは祈りを表し、白いユリ貞節と繁栄のシンボルです。
下にウェディングブーケの時に使う花の花言葉を紹介します。
誰の手に渡りますか?
ブーケトスの由来はいくつかの節がありますが、14世紀頃のイギリスの風習が起源とされることが多いようです。結婚式の参列者たちが祝福にあやかりたいと、花嫁のドレスを引っ張ったり、ブーケの花や小物を取ったりしたのです。
我先に花嫁に襲いかかる女性に、大変危険な状態になることもあったようで、花嫁はその予防策としてブーケを投げるようになったといわれています。
現在は幸せのお裾分けとしてブーケを投げる習慣になったようです。
ブーケトスは、幸せのお裾分けとして花嫁がブーケを未婚の女性に投げるもの。
ブーケを受け取ったものが次の花嫁になれるとされています。
ガータートスは、ブーケトスの花婿版。ガーターを未婚の男性に投げる儀式。
欧米では、花婿が花嫁のドレスに潜り込んで、口を使ってガーターを取るのが本来のやり方です。花嫁の足があらわになるのを見て大騒ぎするのが一般的な楽しみ方みたいです。